いとう まい

芦屋市長として
地域密着・地域の声を聞く

"人が主役のまちづくり"をモットーに、市議会議員として芦屋市政に
取り組んで12年。令和元年より芦屋市長として、
「本当に必要なこと」を議題に市民主体の街づくりを行います。

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カテゴリーアーカイブ: 日常の活動&勉強会

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2014年 山手中学校卒業式

Posted on 2014年3月11日 by maimai

今日はや山手中学校に通う160名の生徒さんの卒業式が行われました。
彼らの姿を拝見するうち、私もうん十年前に同じ体育館で卒業式を行った記憶がよみがえりました。
私以外にも山手中学校出身の議員さんは、山村悦三議員、徳重光彦議員、重村啓二郎議員、
畑中俊彦議員、青山暁議員がいらっしゃり、みな同じ思いであったと感じます。

卒業生の答辞の冒頭に、3年前に発生した東日本大震災の被災者の方に対する言葉、
新しい日本の未来を作っていく同士としての決意を述べる言葉があり、
芦屋市の中学生は、他の人のことをしっかりと考え、自分たちに何が出来るのかを
考える力を身につけていることに感動を致しました。

多くの先生が頼もしい卒業生の姿に涙し、微笑む顔を拝見すると
本当に多くの方々の愛情によって育てられた大切な卒業生であると感じました。
これらの人生において困難に立ち向かう勇気と全力で挑戦する心を忘れないで願います。
ご卒業おめでとうございます!

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第10回記念 WAPシンポジウム

Posted on 2014年2月9日 by maimai

今日は、「輪になろう芦屋親の会(WAP)主催のシンポジウムが開催されました。

WAP会は、芦屋市在住の障がいをもつ子どもたちの親の会として1994年に発足いたしました。
現在は、市内だけでなく県内や県外の方も含めた多くの方が会員として活動しています。
障がい児を含めた多くの子供たちとその家族が、それぞれの問題を持ち寄り、考え、手を携え、
楽しみながら夢や希望を持てるようなイベントを企画・実行しているほか、地域・行政・教育の
関係者の方々とも共に考え、話し合うためのシンポジウムを開催しています。

本日のシンポジウムのテーマは「私が変わる 社会を変える」でした。
開催されるようになってからの10年を振り返り、明日への展望を語ろうということで趣旨です。
WAPでは毎年のクリスマス会では、お父さんたちがバンドを組んで歌に及ばず踊りも披露したり
司会者の方のコスプレなど、サプライズがいっぱい詰まったものでした。
また、秋祭りにも出店するなど、地域の方との交流にも積極的に取り組んでおられます。

支援をする人・される人に分けてしまうのではなく、「共に育つ」ことの大切さや
社会を変えていくためには「意識と知識が必要」というお話がありました。
会が発足して20年、その間、障がい者を取り巻く環境は、多少情報公開も進み
みんなが住みやすいまちへと変化してきているようですが、
少しづつ親が高齢になり、家族だけない地域やまちでの取り組み
がますます必要になってくると思います。

芦屋市でも「計画相談」といって、福祉サービスが本人の状況と合っているのか、
計画を立てることによって、将来にむけたサービスの利用方法の相談や
芦屋市役所で障外のある方が短期雇用を経験することによって
自信をもって実社会で働いてもらう「Challenged雇用」などの取り組みも行っています。

保護者の方にとっては、子育てに忙しい時期に、会の活動をされることは時間的にも身体的にも
本当に大変なご努力が必要であったと思いますが、継続は力なり!
すこしづつであるかもしれませんが、その輪は大きく育っていると思います。

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2014年 芦屋青年会議所 新年互礼会

Posted on 2014年1月12日 by maimai

新年になり、新年会のご案内をいただくことが多く
大変に有難いと感じております。

今日は、芦屋の青年会議所の新年互礼会にお邪魔してきました。
青年会議所のOBに、今年のブログで青年会議所のことをアピールして下さい。
と、仰せつかいましたので、今日は写真を添えてご報告をしたいと思います。

互礼会では毎年新しい理事長のご挨拶があり、みな原稿を持たず御話をなさいます。
新理事長にとっては、大変に緊張される場面であるようですが、
歴代の理事長さんはみな素晴らしいご挨拶をなされております。

今年度の理事長さんは「八藤 宏海」さんです。
ご挨拶まえの御姿は大変に緊張されていたようですが、
とても丁寧で心のこもったご挨拶をいただきました。
20140111_130426

芦屋の青年会議所は決して大きな団体ではありませんが
皆さん芦屋市を愛してくださり、今後の芦屋市を担って下さる方々です。
昨年度の活動の1つとして、小学生と一緒に人が体験できる大きさの迷路を作成し
子どもさん達の可能性を引き出すお手伝いをしてくださいました。

「青年会議所」のイメージは、市内で起業している青年の団体と感じておられる方も多いと思いますが、
40歳以下の若者を対象として市外で会社にお勤めの方も参加されており、
日常のお仕事以外の場での出会いや社会奉仕を可能とする団体です。

ご興味をお持ちの方は、一度青年会議所にご連絡いただけると幸いです。
電話:0797-32-0522 http://www.ashiya-jc.or.jp info@ashiya-jc.or.jp

私も青年会議所のちょっとお姉さん??として活動して参りたいと思います。

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2013年 仕事おさめ

Posted on 2013年12月27日 by maimai

今日で仕事おさめの方も多かったと思います。
今年のお正月休みは暦の関係でいつもより長くなるようですので
いろいろと計画をお持ちだと思います。

今朝の朝日新聞に記載されておりましたが
先議会で「過労死防止基本法」の制定に関する意見書提出を求める請願が
全会一致で採択をされました。
請願者の方は、「全国過労死を考える家族の会」の方々で
請願を提出された時から、熱心に議会にお出まし頂いておりました。

請願の審議の際には、芦屋市の職員さんとして震災後に企画財政総務課に勤務され、
月平均100時間を超えるお仕事がつづき、自ら命を絶たれた方の奥様も
残された家族の想いや公務災害を実証するむずかしさを語ってくださいました。

時には自分の実力よりも少し爪先立ちをしてみる、ちょっと頑張ることが
周りの方の役に立ち、自分の成長につながることもありますが、
過度に自分を追い込んでしまうような環境や
「しんどい」と周りに伝えることが出来ない環境は
最終的には人材の損失につながると思います。
少子化対策の観点からも、公私の区切りがなく
長時間労働を行わざるを得ない現状が大きな障害になっている報告があります。
人間の集中力には限りがあり、能率的に仕事を進めるためには
適度にオン・オフが必要になります。
福岡県の高校では、昼食後に昼寝をする時間を15分全校に取り入れ
(生徒も先生も含めて)、その結果授業中居眠りが減り、
大学進学率がアップしたとのTV番組を思い出します。

アメリカで私が働いていた職場では、繁忙期や人員不足の時にでも
残業時間が定めれていて、これが守られていないと上司にマネージング能力がないと
判断されることから、常日頃からいかに能率よく仕事を行うかということに
注視されていたと思います。
これは、時給計算で給料が支払われることが多く、そのため通常の時給にプラスがある
残業代は企業にとっても損失扱いとなっていたように思います。
このため、働く時間に幅があり、一定時間就労すると社会保障を得ることが出来るのですが
私はフルタイム、私はパートタイムと、自分の時々の生活環境にあった
働き方が日本より柔軟であったように感じます。
単純に考えても、一方で、クタクタに働きづめの人がいて、
その片方で仕事がしたくても働き口がない人がいる状況は変だと感じます。

芦屋市でも数年前に、残業代の改正が行われ、残業の軽減に取り組む試みが行われています。
管理職になると、残業代が発生しなくなるため、ついつい注意が薄れるようにも思いますが、
しっかりとやるべきことをやり、次の仕事の為にも、自分を支えてくれている家族や友人、
また、単純に息抜きのためにも「オフ」になる時間は必要だと思います。
私自身は、ついついダラダラと仕事をすることが多いですので、
意識的に仕事のオン・オフのけじめをつけることも大切だと思っています。

このお正月休みが、それぞれにとって有意義な「オフ」になり、
来年からの仕事のエネルギーになればと考えます。

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平成25年度 まちづくり懇談会

Posted on 2013年11月11日 by maimai

今日は、芦屋市自治会連合会の主催による「まちづくり懇談会」が
行われました。
これは、各町で活動をしている各自治会を取りまとめる連合会が
芦屋市の政策・事業について、問題点や要望をなどを行うものです。
通常の議会や、市民と市長トークとの違いは、
芦屋警察署が参加している点が大きいと感じました。

時間に限りがあるため、あらかじめ質問・意見・要望に関する事案に対して
芦屋市などからの回答書をもとに、更に追加の質疑や、一般の参加者からの
質疑応答などが行われました。

・阪急芦屋川周辺のバリアフリー等の周辺整備
・奥池地区の児童に対する通学バス助成の復活
・自治会への加入促進対策
・高齢者を対象とした「地域で支える環境」の具体策
・JR北側地域での生活道路の安全対策
・通学路をはじめとした、歩行者優先の道路政策
・稲荷山線などの「都市計画道路」の見直し
・JR南側の再開発事業計画の早期実現
・震災発生時の情報発信方法
・震災対策としての備蓄整備と救助整備
・震災弱者に対応する為の情報開示と一元化体制
・高齢者への地域の見守り体制への課題点
・街灯設備等の改善要望場所
・潮芦屋地区でのATM設置要望
・芦屋川以西での交番設置要望
・図書館分室設置の要望
・小学校の学区の見直し
など、高齢者問題から、子育てに関する事項まで幅広いご意見がありました。

先日、行われた議会報告会と比較をすると参加人数など
大きな違いがあり、議会も頑張らねば!と感じましたが、
こんなに多くの方が、芦屋市のためにご尽力いただいていることに
改めて、感謝いたしたいと思いました。
また、諸課題の中には、必ずしも行政だけが対応をすることによって
解決する問題でなく、同じまちに住む、私達1人ひとりが、
相手を思いやることによって解決する問題もあるようにと感じました。
「芦屋市民としてのモラルや誇り」を持ちながらの生活は
もしかすると、一番費用がかからず効果があがるのかもしれません。

懇談会には、多くの議員も出席をしておりましたので、
私を含めて、議会報告会と併せて、市民の皆様の声を拾い、
芦屋市にとって、何がベストであるのかを考えるよい機会となったと思います。

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秋の1日

Posted on 2013年10月19日 by maimai

bousai
生憎の秋の週末でした。
今日は7町(六麓荘・岩園・楠・翠ケ丘・親王塚・東山・朝日ヶ丘)合同の
防災訓練が朝日ヶ丘小学校で行われました。
昨日から、今日は雨になるという天気予報が報道されていましたが、
雨天時の訓練計画をたてていただき、有意義な時間を持つことが出来ました。
恒例の毛布のタンカーやロープ結び、炊き出しなどに加えて
三角巾の使い方や、段ボールのベッドなどの実践体験をすることができました。
あまりお天気はよくありませんでしたが、広域な地域がお顔を合わせ
一緒に訓練を行う大切を感じることができました。

また、午後からは、「非核平和のつどい」に参加をしていきました。
8月に行われた「第8回平和首長議会総会」に出席された山中市長からは、
式典に参加した意義とともに、「68年間、戦争によって誰一人殺していない、
殺されていない、この平和な日本に感謝しつつ、少しでも戦争の道を開くことは
あってはならないと、強い思いにかられた」というメッセージを頂きました。

講演では、「船上取材からみた世界の子どたちの未来」と題して、
西谷 文和氏(フリージャーナリスト・イラクの子どもを救う会代表)の
お話があり、シリアなどの内戦の裏には、軍事産業でお金儲けをする国の存在や
マスメディアと政治圧力などのお話がありました。

今日はスケジュールがたくさんあり、素敵な方との再会を嬉しく思ったり、
お知り合いが日本や世界を相手にがんばっていること、
反対に自分の力の無さやを悔しく思ったたり、
対応のまずさを反省したり、議員としてのり立位置について
振り返る事柄もありました。
芦屋の現在・未来に向けて。
また、いとうまいを応援くださる方を裏切らないために何が出来るのか。
自分から裏切ることなく、明日からまたスタートしたいと思います。

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第41回 高齢者スポーツ大会

Posted on 2013年10月6日 by maimai

そらは高かったのですが、10月とは思えないほど温度があがった
1日でしたが、今日は高齢者スポーツ大会が行われました。

「高齢者」とお呼びしては失礼なほど、お元気な先輩が多数ご参加くださいました。
恒例のパートナー探し競争やパン食い競争のほか、初めての競技となる大玉転がしも
行われました。
紅白の玉入れでは、司会者の方が
「合図がなったら玉を入れ始め、終わりの合図でやめてください」
というアナウンスが何度もされましたが、終わりの合図の後にもいくつかの玉が
空に舞っていたのが印象的でした。
この時ばかりは、分別のある大人ではなく負けん気の強い子供の心に
戻られたのだと思います。

今大会も、職員の方々以外にも、市内の学校に通う多数の生徒さんのボランティアや
芦屋カントリーのご協力をいただき、楽しく開催出来たことを
大変に嬉しく思います。
来年も、皆さまの変わらぬお元気なお顔を拝見したいと思いました。

カテゴリー: 日常の活動&勉強会

雨の中の勉強会

Posted on 2013年8月25日 by maimai

今日の午前中は先が見えないほどの激しい雨が降りました。
そんな天気の中、先日お知らせをいたしておりました
「もっと女性議員を!  これからの市民は女性議員にもとめられるものとは」
の勉強会が行われました。

我々の告知不足は、天候のためか、一般の方の参加が少なかったことは
残念でしたが、尼崎市女性センター所長の森屋裕子氏の講義をはじめ
課題や現状についての意見交換が行われました。

1975年に国連で女性の政治参加がうたわれ、地方自治体にその流れが届いたのは
1990年代はじめでした。全国で初めての女性市長となられた芦屋市の北村春江氏も
1991年に初当選されたと記憶をしておりますが、
このころ党に所属しない自治体初の女性議員の誕生が多くありました。
また、1990年代後半から2000年前半にかけての「マドンナブーム」により
さらに多くの無所属女性議員が議会へと送りだされ、政策の決定過程に加わっています。
しかし、前回の自治体地方選挙や国政選挙をみると、女性の当選者は減少しており
今後、増加する事が難しいデータが存在する報告もなされました。

もともと今回の勉強会は、約1年半後に行われる統一地方選挙において
志を同じくする人へのバックアップスクール的なものになれば、という思いがあります。
これまで、男性社会プラス独特な議会ルール(今日はおっさん政治と呼んでいましたが)
によって政策決定が行われた政治を、人口の半分がいる女性の声や
マイノリティーなど多様化した声をもっと議会へ届けたいというものです。
今回の勉強会の企画時には、勉強会名を「もっと女性議員を!」と女性に絞るのか、
枠を超えて、無所属議員やマイノリティーの方への呼びかけかたがないか、
などの議論があり、「女性議員なら誰でもいいのか」の命題については意見がわかれました。
女性でも、議員なると「おっさん化」するケースもあり、人物に焦点をあてた方が
いいのでは?という声もあり、様々な意見が出されました。
最終的にベターな案がなく、女性議員という文言に落ち着いたのが今回の名称でしたが
勉強会を通じて、今日の講座を通して、10年前と同じスローガンでよいのか?
など改めの意見も出されました。

意見交換では
・他の自治体において、無所属市民派議員の立候補の増加が嬉しい限りであるが、
 自分の自治体での立候補は、自分とライバルになり正直怖いという、
 なかなか発言しにくい本音の意見も出されました。
・女性議員が議会で増えることのメリットが市民の方に明確に示されなければ
 女性議員の増加は見込めない。議員の待遇が悪くなる(報酬減額や年金廃止)中で、
 政治以外の場において、女性が活躍できる場所が増加増えたため、
 議員という選択肢が減少した。
・男性議員が以前よりもおばちゃん化してきおり、女性議員の特徴が減少した。
・市民派議員の定義があいまいである。
・男女に関係なく定年後に人生の余暇として、あるいは就職活動として
 議員に挑戦する人の増加の危険性
など意見が出されました。

多くの課題があがった今日の勉強会ですが、数回の勉強会を予定しておりますので、
より実践的で、一般の方にも参加してもられるよう工夫したいと思います。

わたしは、男性女性にこだわることはないと考えますが、
まずは、女性立候補者が増加し、そこから男性候補と同様に
選挙により選らばれることが大切であると考えます。
ただ、一度社会で活動し一定の社会ルールを理解していることは重要だと感じます。

カテゴリー: 日常の活動&勉強会, 未分類

イベント告知!

Posted on 2013年8月18日 by maimai

来週の8月25日(日)に兵庫県の女性議員の仲間でイベントを行います。
現在、私をふくめ15人の女性賛同議員での企画です。
女性も、男性もどうぞご参加下さいませ!

「もっと女性議員を! 
   ~こらからの市民派女性議員に求められるものとは?~」

講師:森屋 裕子さん(尼崎市女性センター トレピエ所長)
日時:8月25日(日) 午前10時~12時
場所:神戸市立勤労会館 404号集会室 (各三宮駅から徒歩5分)
     勤労会館お問い合わせ番号 078-232-1881
参加費:一般の方は無料
研修内容:女性議員を増やす必要性
     地方議会の女性議員・無所属議員はどうあるべきか
     市民から求められるもの
     国政での野党再編成の動き
イベント問い合わせ:兵庫議員ネット・女性議員の会
          070-6926-8832(よつや)
          0798-54-7203(たかはし)

少しずつ前進しているとは思いますが、「女性議員ゼロ」の自治体は
全国で23.7%存在し、女性議員比率は11.1%にとどまっています。
社会の在り方が大きく変化する中で、社会の仕組みづくりを行う意思決定の場に
もっと多くの女性の声が必要だと考えて今回の企画をいたします。
年内に数回勉強会を行う予定としています。
女性議員というだけでなく、もっと身近に地方議会や議員を感じていただきたい、
という思いもあります。女性だけでなく、無所属の人だけでなく、
多くの方のご参加をお待ち致しております。

カテゴリー: 日常の活動&勉強会

未来につなぐ市民力と職員力のたすき

Posted on 2013年8月6日 by maimai

「第100回 兵庫県議院ネットワーク交流会」
「大88回 近畿市民派議員学習・交流会」
という記念すべき勉強会が、合同で行われました。

「市民派議員」をどう位置づけるかは人によって異なると思いますが、
私は、党に所属しないあるいは、所属しながらも市民目線にたって
政策提言を行う為に調査・勉強を行う議員、であると考えています。

芦屋市では、松木議員が発足当初から参加されており、
私の母も現役中は大変にお世話になっておりました。
母の運転手兼秘書をしておりました、私も議員になる前から
お邪魔をしており、あまり理解をせずに聞いていた当時の話が
今の活動に役にたっていることもあります。
現在は、芦屋の他の議員さんも参加されており、お互いに切削琢磨する他、
自治体間のでの情報交換を行う大切な存在であると感じております。

今日のテーマは、「これからも続く議員・首長の相互研鑽」
「信頼される議会は?議員倫理条例」
「公共施設更新問題への挑戦 ~未来につなぐ市民力と職員力のたすき~」でした。

公共施設更新問題については、以前に勉強会を行ったことがありますが、
これから40年後にも継続できる自治体のためには、重要な課題であることから、
先進自治体である秦野市の政策部公共施設配置推進課の志村高史さんをお迎えして
行われました。

公共施設の更新問題の背景には、まず日本は急激な経済成長を成し遂げましたが、
現在は急激な高齢化が進行し、納税能力の低下があります。
公共施設(社会施設)には、
「ハコモノ系」・・・学校、庁舎、集会所、運動場、図書館、福祉施設
「インフラ系」・・・道路、上下水道など
「プラント系」・・・ゴミ焼却場、汚水処理場など
に分類されますが、最も大切なものが「インフラ系」の施設となります。

経済成長を遂げていた1960年過ぎから1980年年までに、公共施設が次々に建設され
自治体によっては、その後のバブル期にあたらな公共施設の建設や平成の大合併時に
合併特例債を用いた施設の建設が行われておりますが、
数年前から、経済成長期の施設に対して、建て替えや修繕などの対策がなされております。

この対策計画を行う際に、財政的に
「現在の公共施設の量を維持し続けることは不可能である。」
現在の利便性だけを重視すると、次世代に大きな負担を押し付けることになる、
ので施設のランニングコストも考慮しながら、施設の統廃合や、
民間導入など、継続可能な施設量を再考しよう、というものです。
その為のステップとして、公共施設白書を作成し、
多くの市民の方にも、現状を知ってもらうことが大切であるとの事でした。

前回の勉強会後、市の職員と公共施設について話をする機会がありましたが、 
現在の芦屋市では、施設の統廃合は検討していないようで、あくまで
長期修繕計画で乗り切ろうと考えているようでしたが、
1人あたりのハコモノ系面積は3.45㎡であり、神戸市(4.51㎡9よりは狭いものの
西宮市(3.21㎡)、明石市(2.83㎡)よりも広く、
面積が広くなる分だけ、一人あたりの納税能力が求められ
それだけ財政が必要になってくるというものです。
芦屋市も決して、楽観視できないのではないか、と感じました。

公共施設ですので、多くの方にご利用いただいている施設や
生命を守るような施設については、意義があるのでしょうが、
特定の方が繰り返し使用しているような施設については
公共施設の在り方を再検討する必要性も生じるのだと考えます。
「ある施設を存続させる為に、自分税金がどのぐらい使用されているのか」、
を感情論でなく、数字で客観的に示すことによって、市民の方の受け止め方も
変化すると考えます。その為に、公共施設白書の必要性が示されておりました。

芦屋市議会の建設公共事業常任委員会では、今秋秦野市に視察に伺う予定に
なっているようです。芦屋市議会全体として、このような課題について
取り組めることにきたいとしたいと思います。
勿論、現在の公共施設がそのまま存続し、サービスを提供できるのが
望ましいのでしょうが、しっかりと現実と長期将来的な観点から
納得していただける行政運営を行う必要を感じました。

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