週末に県立芦屋高校の同窓会の「あしかび会」の理事会が
開催されました。
昨年度より、積極的に参加させていただいており、
あしかび会の伝統を身をもって感じるこの頃です。
ただ、近年卒業生が総同会に対する想いが変化したのか
同窓会への参加や協力が変化しているのも事実です。
以前にもお示しをしたことがありますが、同窓会費の納入状況は
期が増すことに、減少をしており、わが43期では、たったの4人しか同窓会費を
治めていない状況です。私達の世代は、ちょうど、子育てに忙しく
それに伴い、出来る限り余分な出費は押さえたいと考えている世代だとは思います。
また、団塊の世代の方は、よく会話の中で、「あいつは、○○大学の○○学部出身、○○高校卒業だ」
という言葉を耳にし、わたしの世代ではそれほどではありません。
以前は、仕事を行う中で、同窓などが大きなメリットとなっており
同窓に対する出費は費用対効果を考えた時にメリットが大きかったのかもしれません。
芦屋市は現在神戸地区にも選択しが広がったことや
県立芦屋高校は、単位性高校であることなどから、今年度、芦屋市在中の新入生は
30人に満たないとの話がありました。
これは、卒業生にとっては衝撃的な数字であると思います。
(私の時代は、個人の感覚ですが、中学校の約3/1が進学していました。
よって、幼稚園~高校まで同じ学校というお友達も多かったです。)
理事会の打ち上げの時に、後輩の卒業生が
「卒業生にとってメリットがる同窓会でなく、在校生に何ができるのかを
考える同窓会であるべきある。」という趣旨のお話をいてくださいました。
本当にその通りであり、人を育てるために、私達に何ができるのか?
未来に光を感じてもらうための卒業生としての活動をどのようにするのか。
これは、今に日本にとってもとても重要なことだと思います。
効率性などを重視する他に、もしかすると、「他人よりもまず自分」に陥りがちな考え方に、
もっと、原点に接した考え方であると感じました。
この話はは、職員に対しても言えることだと思います。
「人を育てる」方法として、ディズニーに「掃除係」が注目を集めているようですが、
掃除係の人は、①安全②丁寧③ショウー④効率性という、たった4つキーワードと
その優先順位(ここでは、まず安全が第1に来る)
に基づき、自ら考えて行動することにより、高い評価があるとのことでした。
ちょっと、話がずれましたが、在校生にとって同窓会とは
・人生のアドバイザー ・高校生活の支援者 ・同じ空間を認識できる同胞
などのキーワードがあるのでは、ないでしょうか?
「あしかび会」は昨年度から役員の新たになり、
今の時代に必要とされる同窓会を目指しています。
どうぞ、同窓会の趣旨をご理解いただければ・・・・と思います。