先日の木・金曜日は国立女性教育会館で、JAUW(一般社団法人大学女性協会)の全国セミナーがあり、神戸支部として、参加&報告をして参りました。
委員会報告や基調講演として「お茶の水女子大学」学長の室伏 きみ子氏のお話に続いて、新潟支部・茨城支部・神戸支部の調査&活動報告を行いまいた。
わが神戸支部では、この協会が発足して70年が経過する間、女性を取り巻く環境の変化があり、現在の女子学生の職業観をアンケート調査・分析し、今後の女性活躍の支援に役立てたいとう想いで、調査に取り組んできました。想いのある多くの人が集まりますので、時に多くの議論も交えましたが、なんとか形にできた事に達成感を抱きます。
調査結果を簡単に述べますと・・・
・90%以上の女性学生は学校卒業後は修業したいと思っている。
・結婚や出産後も仕事は続けたいと思っているが、子どもが大きくなるまで一旦子育てに専念したい、あるいは時間労働など働き方を変更したいと思っている。
・実社会での、男女不平等感が根強いほか、労働に対する報酬やブラック企業など不安や眺望などの意識が多くある。
これらを踏めて、①家事&育児の男女共同参画へ意識改革促進:ワークライフバランス&働き方改革、ライフデザイン・家庭経営デザイン教員 ②女性自身の自立への意識改革と推進:経済と人権としての自立 ③女性の政治参加:社会環境改善へのはたらきけなどの強化を提言しました。
同時に、課題としては、上記の言葉が使い始めて年月が経ち、マンネリになっている、意識していない層にどのような呼びかけが可能となるのか?をあげており、また、今後は、男子学生の意識調査の取り組みも興味深いと考察しています。
女性教育会館は埼玉県ですが、朝6時半に出て12時半い到着という場所で、まず初めに「女性・・・」なので、この場所に?と後ろ向きな考えが浮かびましたが、施設自体はとても快適で、初日は夜10時まで分科会的な催しもあり・・・・私自身はJAUWの全国の催しに初めて出席いたしましたので、大きに刺激を頂く機会となりました。また、先輩方がたには、いろいろとお気遣いも頂き感謝いたします!