たびたび報道では、「議員は議会が開会されいてる数十日しか働ていていない」と言われていますが、議会に向けての準備や段取りなど報道で言われているほど遊んでいるわけではありません。
芦屋市議会は9月4日(月)から議会は開かれますが、昨日は「議案説明会」の他に「平成28年度の決算概要の説明」「全体会議」が開催されました。また、休会中に本会議場に新しくモニターが設置されたほか、カーペットの張替えや椅子の入れ替え、質問席の改善、カメラの移り方など新しくなった議場の使用点検を行いました。加えて、一般質問の通告も始まり、事
務局と控室を往復する動きが増えます。
近隣市では、市民の方の信頼を裏切っていた議員の活動が報道され、多くのまじめに活動している議員にも悪影響が起こることを非常に残念に思います。近年、議会改革としてダブレットの導入に始まり、議場にモニターを整備するなど予算を多くいただいております。形倒れにならないように、しっかりと活用していかなくてはと、プレッシャーも感じています。
また、今日は2階建ての議会研修会があました。「地方公共団体間の広域連携について」総務省の自治行政局市町村課課長補佐さん、「ごみ処理の広域化について」環境省の環境再生・資源循環局 廃棄物適正処理推進課の方からの講義をうけました。
昭和や平成の自治体の大合併を経て、国としてこれ以上の合併は難しく、地方で持続可能な自治体運営を可能とするために、合併の代替え案として広域連携へをかじ取りを行っているのだと感じました。実は、日曜日の報告会では、この「少子高齢化」について少しお話をさせて頂いておりましたので、今後の政策判断にはこのキーワードが不可欠である改めて認識をいたしました。普段、私の住んでいる阪神間では、少子高齢化→人口減少をいう日本が向かっている状況をあまり感じることはないと思いますが、待ったなしであり、国民がしっかりと現状を把握することが大切だと考えました。
9月議会は、決算特別委員会も開かれますので、日程的にも内容的にも盛りだくさんな議会となります。明日からは、議案に対しての調査と一般質問に取り組んで参ります。