今日は、JAUWの代表として初めて「男女共同参画団体の協議会」に出席させて頂きました。初めての協議会で始めてお会いする方や以前からお世話になっている方などのお顔を拝見することができました。
今日の学習活動では「アイスランド議会について」(ジェンダーフリーを考える会)の瀬上恵美さんのご報告がありました。アイスランド共和国の特徴として、①軍隊を持たない。②原子力発電に頼らず、地熱発電+水力発電の活用。③福祉国家の実現:男女平等指数1位(世界経済フォーラム2016発表)、他があげられていました。また、アイスランドの歴史を見ますと、930年に世界で初の民主議会=全島議会アルシングの発足の他、約600年にわたり民主議会が禁止されていましたが、1847年、再び民主議会を再開したり、第2次正解対戦時には中立宣言を行うなど、独自の時を刻んでこられたように感じます。
報告では、昨年10月と今年の2回にわたり「アイスランド」に渡り、議会・政党本部・保育所などをはじめとして、実際を目にし、耳にしたご報告であり、大変に勉強になりました。特に「Women’s Day Off」と称し、毎年10月24日に、男女間の賃金格差の是正を訴える活動は、40年にも及ぶ長い歴史が存在しますが、確実に格差が改正されており、この目に見える是正こそが、希望を持ち続けらえるエネルギーになっているよに思いました。
瀬上さんの「軍を持たないことに不安ですか?誇りですか?」という質問に対して、「不安も誇りもありません。当然のことですから」と、現地の大学生が答えたそうです。生活においては、「国民が信頼し合う=「たどっていけば皆が親戚」の精神。また、政治おいては「民主主義の根幹は状報公開の徹底=国民の知る権利+責任」とあります。どの言葉も心に残りますが、議会人の私としては、最後の情報公開の徹底と国民の知る権利と責任については、私自身は勿論ですが、今の芦屋市行政、芦屋市民の方にもとても大切な言葉であると感じました。
最期になりましたが、協議会の皆さま、しばらくの間ご指導をよろしくお願い申し上げます!