今月13日の全体協議会で、市立幼稚園・保育所の統廃合の計画が突然提示されたことを受けて、先週から、幼稚園の保護者対象・保育所の保護者対象とした説明会が開催され、昨夜は地元説明会が初めて浜風集会所で行われました。
浜風幼稚園は、2014年に「私立の認定子ども園」として生まれ変わるために廃園が決定された地区です。当時、多くの保護者の方から「100歩譲って幼稚園を廃園し子ども園を作る場合は、公立でお願いしたい。」というお声があがっておりましたので、この地域でご理解を頂くことはより丁寧な説明が必要になると思っておりましたが、はやり、芦屋市の方向転換について質問が行われました。
先週末は、民間に移行されると示された保護者の方々とお話しする機会もいただき少しずつですが、住民さんのお声を拾いたいと思っています。
今回の案件については、ご自身が置かれている立場によって、様々なご意見を持たれると感じています。保育所をご利用の保護者の方は、幼稚園の問題に巻き込まれた。民間に移行する保護者の方は、民間に移行するメリットが見いだせない(補助金問題のあった夢工房の事例)。地域から幼稚園がなくなる保護者からは、地域のコミュニティ形成へのデメリット。多くの幼稚園希望者の保護者の方からは、子ども園の前に、幼稚園の3年保育実施要望。などなど・・・
今計画は、単に幼稚園・保育所のあり方だけにとどまらず、以前にも述べたと思いますが、小学校へ就学後の「学童保育」施策の充実や、民生費が増加する中での税金の再配分の議論を行う機会の出発点となるのかもしれません。まさに「虫の目と鳥の目」の両眼が必要なのだと面ます。
今後の地元説明会の予定として
・3月1日 竹園集会所 19:00~
・3月7日 朝日が丘集会所 19:00~
・3月10日 西蔵集会所 19:00~ で予定されています。