今夜は、小学校建設が中止となった南芦屋浜地区の土地を利用した「教育用地施設の事業者の決定と事業内容」について地元の住民さんを中心に報告と質疑応答が行われました。
この事案については、事業者決定については既に議会に報告はありましたが(議会の議決案件ではなく)、どのような事業の内容になるのか?などの説明はまだ行われておりませんでしたの興味津々で出席をして参りました。
事業者については、芦屋市は公募を行った結果、もともとこの地で兵庫県と契約を行っていた「ミズノスポーツサービス株式会社」の一社のみが、スポーツ施設としての応募を行い、総合合計が70/100を満たして、平成29年4月から10年間の契約が決定されました。
事業内容については、継続施設&教室の他に、新規施設として、憩いラウンジ・喫茶コーナー・畳のコーナー・赤ちゃんの駅・図書設置コーナーが予定されています。また、有料の新規教室としては、ウォーキング、ハイキング教室・ヨガ教室・ジュニア卓球スクール・LaLaLa Fit(介護予防教室)、その他の機能として①地域の安全貢献としては、体力測定・AED講習会・子ども110番協力・近隣自治会の清掃活動や防犯活動への参加。②教育・就職活動への貢献としては、トライやるウィーク&インターシップの受け入れ・雇用などの就活支援などが述べられています。
質疑の場では、防災機能や近隣自治会との連携体制や地元住民への場所の解放方法など、地元のコミュニケーションの場所としてどのようなものなるのか?の質問が多かったと思いますが、これまで大きく異なるのは、出席者がかなり少なかったことが気になりました。これは、スポーツ施設に決定したことで、住民さんが描いていた、この地域のコミュニケーションとしての核となりえないという落胆の表れであったかどうか・・・ また、個人的には、質疑のやり取りでミズノさんと行政の答弁が異なっているようにも感じましたが、改修工事を終えて7月から営業開始となる頃には、明確な運営体制が示されることと期待をしたいと思います。
加えて・・・今回は「スポーツ教育施設」として位置づけられてますが、市内の子どもさんにも指導を行っているソフトテニス協会は、暫定グラウンドが廃止になって以来、市内での活動場所がない状態が続いています。色々な試みはされているようですが、新たに「芦屋市のスポーツ教育施設」と定めるのであれば、このニーズにも応えられるように、行政にはご努力頂きたいと思います。また、「住宅都市」として先ずは、近隣の住民さんの快適な住環境が保たれこともお願いしたいと思います。欲張りではありますが、やるからいは、1人でも多くの方の幸せに貢献できるよな施設になることを願いたいと思います。