3日間に及ぶ平成27年度決算審議が今日終了いました。審議の時間と議論の深さは比例するものでないと考えますが、委員会の構成人数の減少と多角的な視点での意見はある程度比例するのかもしれません。以前は、決算の最終日には、巻きずしが出て、夜中の12時ごろまで委員会が開催されていたようですが、今年は、18時には無事終了となりました。
委員会での採決時の討論では、多くの会派から、職員さんに対して、日ごろの尽力に対する感謝の意が述べらえており、それぞれの立場を尊重し、より充実した福祉や市民生活の向上に対して期待があったと思います。
が・・・
今朝の朝日新聞には「住みたい街 西宮北口が1位」の記事が記載されていました。続いて2位は夙川、3位岡本でした。これは、マンション購入希望者へのアンケートで1つの指数であると理解はいたしますが、昨年の調査で1位となった「芦屋」は10位に転落したとのことでした。
西宮北口が1位に選ばれた理由としては、「交通の便」で半数を占めたようです。2位の夙川・3位岡本は「閑静な街並み」理由のトップとして挙げられたことを鑑みると、単に1つの指数だと、楽観視することが出来ないと考えます。
そもそも、芦屋市は「閑静な街並み」「静かな住環境」を目指して施策を行っていますが、この施策が評価されていない現実について、慎重な分析を行う必要があると考えます。私の個人的な意見となりますが・・・この1年を振り返ってみますと、広告物条例や保育所の問題で相次いでTV報道がなされたことが、「逆に住みにくい街」としてイメージがついてしまったのではないかと考えることが出来ると思います。
「商業施設の充実を理由にあげる人が多い首都圏と比べて、関西では安定的な住環境を選ぶ傾向がうかがえる。」と住友不動産の意見も載せられておりましがた、西宮北口・夙川・・・芦屋を飛び越えて・・・岡本が選ばれたという現実を真摯に受け止めなければならないと思います。