今日は12月議会の途中に一部の議員によって提出された「議員定数削減議案」を
審議する委員会は行われました。
芦屋市議会では、昨年の9月議会に制定された「議会基本条例」によって
議員定数を変更する場合は、専門家や市民の方のご意見をうかがうことが定められていますが、
今日は、1人の専門家の意見書と、5人の市民の方のご意見をうかがう機会がありました。
議案に賛成の立場、反対の立場の方も、ご自分の思いを素直に熱心に訴えいただきましたことに
感謝をいたしたいと思います。
もともとの申し合わせにより、市民の方に対しては、確認程度の質問を行うことが決められておりましたが、
議案に賛成の参考人の方に、現在の議案は21人へと1名の定数削減であるが
21名という数字にどのように思うのかと質問をさせていただきました。
お一人は21人が妥当であるというお答えでしたが、もうお一方は15人が妥当であるというお答えでした。
また、議員さんが21人でも議会運営をしっかり行えるというのであれば、そうだと思い賛成するが、
決定時期に疑問を感じるといった発言を行った方もいらっしゃいました。
削減に賛成のご意見は、社会情勢、財政問題など、職員給与削減の前にまずは議員の身を切ることが必要だという
趣旨のご意見や、いまだに芦屋市の財政状況は緊急事態であることから、大胆な見直しを以前から訴えているという
お声もありました。
残りのお二人は、二元代表制のしっかりとした制度運営や複雑化する制度変更などに十分に対応するためには
定数削減よりも増加も視野に入れるべきであるとご意見がありました。
この議案については、2月3日に総務常任委員会で議案提出者について再度の
質疑が予定されています。