今日は、私の所属する「あしや新風会」で平成27年度の予算要望を市長に対して行いました。
数年続けて要望している項目もありますが、新年度に向けて新たに要望した項目も多くあります。
例えば、高齢者の徘徊問題対策や、潮芦屋の安心施設の設置および国際交流センターでの郵便局の誘致要望、
朝日が丘公園の土留めや市立芦屋高校跡地の有効活用、
浜風幼稚園の異学年交流計画、要望などなど56項目に及ぶ要望を行いました。
とんでもない要望を行ったつもりはありませんが、
長期的に社会情勢の変化に対応し、自立した芦屋市としての施策をお願いした思いです。
この予算要望に対しては、新年にはいり一定の回答が予定されております。
平成26年度 あしかび会総会・懇親会
今日は、少し前まで?通っていた県立芦屋高等学校の同窓会「あしかび会」の
総会と懇親会が大阪で盛大に行われました。
私たち世代を含めて、若い世代の参加率が課題となっているあしかび会ですが、
今日は、去る3月期に学校を卒業したばかり!という69基の卒業生がお二人も参加してくださいました。
同じテーブルになりましたので、なぜ、今日の総会に出席する気になったのか?
高校時代は何の部活をしていたのか?現在は大学でなにを勉強してるのか?
等々多くの質問をしておりましたが、
彼らのお母様のお歳は私とほぼ一緒であることにショックを感じました。
私は独身で子どももおりませんが、場合によってはこんなに素晴らしい子どもを持っていたかもしれない!
と考えると感慨深いものがありました。
69期の彼らはまだ、未成年でありましたので来年は一緒に飲もう!と約束して別れました。
同窓会の「あしかび会」は、私がハワイから戻ってきてからのお付き合いになります。
とはいっても、時より会に顔を出すだけで、まだまだ先輩に頼っているというのが実情なのですが、
みな「県芦」を心から愛し、同胞を兄弟のようにいたわってくださると
今日も身に染みて感じ、改めて県芦生徒であったことに感謝する思いです。
ともあれ、今度とも県立芦屋高校の発展と同時にあしかび会の発展を祈念したいと感じます。
2014年 議会運営委員会視察
昨日と今日は議会運営委員会の視察で神奈川県の川崎市と逗子市にお邪魔して参りました。
川崎市「議会運営について:議場でのモニター利用と活用法・HPでの「キッズページ」の掲載・
子ども議場見学会・スマートフォンでの議会議事録検索など」
逗子市「議会運営について:クラウド文書共有システムの概要」
が視察の目的でした。
●川崎市議会では、一般質問を行う際は議員は議場の中央の壇上ではなく自席から発言を行うのに対して、
傍聴席から議員の姿が見ないことがモニター導入の初めの要因でした。
しかし、モニターを使用するようになり、これまでボードなどを使用し資料提示をしていたものを
モニターを利用するようになった経緯があります。
議会にとって重要な議事録への対応は、正式な資料として保管はなされていないようで、
今後の扱い方については、課題となるようですが、傍聴者や議会の出席者にとっては
より理解しやすい取り組みであるようです。
また、スマートフォンなどでの議会議事録検索機能については、いつでもどこでも検索が可能となることは
利便性の向上に繋がっているようで、検索件数も大幅に増加している報告がありました。
議事録検索については「だれが」検索を行っているのかが、導入に対するキーワードになると感じました。
●逗子市議会では、タブレットを利用することにより、ペーパーレス化と議会や委員会前に豊富な資料準備が
可能となることが大きなメリットであり、委員会の開催時間の短縮や、議員間での理解共有、
行政からのスムーズな通達が可能となったことがあるとのことでした。
タブレット導入に際しては、議会予算の効率性を目指した見直しなどにより、実施試験を経て、現在は行政部長クラスも
タブレットを使用した審議が行われています。
現在は、すべての資料がタブレットに掲載されるのではなく、予算書や決算書は紙ベースであり、二刀流であることや
議案書誤記の差し替え時の上書したメモの対応など課題点もあるように感じましたが、有志による議員発議の取り組みは
大きく評価できると考えます。
芦屋市議会はもとより、多くの議会では「開かれた議会」を目指して、様々な改革が行われています。
ITなどへの取り組みも、アナログな私は躊躇する気持ちはありますが、
どこかで「えい!やぁ!」と次のステップに進む勇気は必要であると強く感じました。
芦屋市議会では現在サイボーズという管理システムを導入しておりますが、
システムを使いこなしているのは、ごく限られた議員さんのようです。
現在のシステムを存続させるのか、どのように見直すのかも含めて今後も取り組みたいと思います。
今回の視察でのこれらの取り組みが、明日から市民生活に反映するとは考えにくいですが、
長期的に見た時には、今以上の市民参画につながり民主的な政策決定に繋がると考えます。
多くの議員は、議会の存在の重要性について広く市民の方に感じてほしいと願っていますし
議会を身近に感じてほしいと考えていると思います。
ただ、市民にとって豚に真珠にならぬよう、また、議会の自己満足に留まってしまわないよう、
効果を慎重に見極めることも忘れてはならないと考えますが、
大変に有意義な視察であったと感じます。
ピーマンマン! 朝日が丘幼稚園の運動会
台風の行方が気になる中、今日は朝日が丘幼稚園の運動会が行われました。
私の携帯電話のカメラ機能がうまく起動せず、様子をご紹介することが出来ず
残念ですが、朝日が丘幼稚園の園児はみんなとっても元気いっぱいでした。
今年は「ピーマンマン」を多く取り入れたプログラムでした。
「グリーンマントのピーマンマン」「それゆけ!ピーマンマン」「がんばれ ピーマンマン!」
という具合です。会場の飾り付けもピーマンマンが目に留まりました。
私は、ピーマンマンを知りませんでしたが、作:さくとともこ氏 絵:中村 景児氏 によって
多くの絵本が出版されているようです。
ピーマンマンは文字通り、背中にグリーンのマントをまとい、
ピカピカとしたベルトをしているヒーローです。
どのプログラムも面白かったのですが、
特に驚いたのが、年長さんの竹馬です。
みんな上手に乗りこなすだけでなく、それぞれの子どもさんが
新たに竹馬の乗り方を考えて、お友達と教え合い、
自由に乗りこなしておりました!
また、ピーマンマンに話は戻りますが、年少さんの「グリーンマントのピーマンマン」の
リズム体操では、思わず笑い出しそうになる表現で物語を披露してくださいました。
子どもたちが、こけても失敗してもすぐに立ち上がって
再度挑戦する姿に、勇気を頂いたと同時に
何より、朝幼の子どもさんたちが、多くの保護者の方や地域の方に見守れて
成長している様子を運動会を通じて拝見できたことがうれしく思いました。
市町正副議長研修会
昨日は、神戸市で「平成26年度 市町正副議長研修会」が行われました。
講演として
「時代の風 ~政治経済の変化を読む~」
読売テレビ報道局 特別解説委員
岩田 公雄 氏
からのお話がありました。
岩田氏は、北海道生まれで学習院大学法学部卒業後、読売テレビに入社。
事件記者として活躍され、NNNマニラ初代特派員・初代支局長に就任されました。
お話の中では、現在の安倍首相がまだお若い時からお付き合いがあり
中選挙区時代から国会の変容を現場で体験された方です。
お話の終盤では、消費税や今後の日本のことにふれられる機会がありましたが
「日本は人的資源を大切にする」ことが大きな鍵になるというヒントを頂きました。
日本が開国した時、あるいは敗戦後、先人は約20年という短い期間で
日本の体制を立て直すことに成功しました。
これは、これからの日本を背負う若者たちが世界に出向き学ぶことにより
世界に通用する日本のルール作りを行ったことが大きかったようです。
また、以前から、資源のない日本では工夫を凝らし、世界に役立つ開発や発明を
行うことで発展したこともよく耳にいたします。
少し話はずれるかもしれませんが、
先般、ノーベル物理学賞を受賞した、米カリフォルニア大の中村巣修二教授をはじめ、
名古屋大学大学院教授の天野浩氏、名城大学教授の赤崎勇氏なども
多角的なで大きな観点から、研究が評価されたものであると考えます。
翻って今の日本は、効率性やコスト削減に注目が集まりすぎているのはないかと
考えることがあります。
短期的な目標数値に囚われるあまり、その先にある目的や大義を忘れてしまう
危険性を感じます。
人が生きていく上には経済は必須ですが、時代の風をしっかりと読み、
真の人々の幸せも忘れることなく提言する力を身につけることの大切さを感じました。
台風18号接近
今日から明日にかけて、今年最大規模の台風18号が芦屋市に接近している報道がなされ、
台風の今後にご心配の方も多くいらっしゃると思います。
芦屋市では、今日午後から「災害対応室会議」がこれまで2度行われ、
次回は10時に開かれる予定になっています。
前回の対応策の反省も踏まえて、迅速な情報公開と同時に、
手厚い人材配置を行っているようです。
現在は、予想していたよりも雨量も少ないようですが、
和歌山県では強い横殴りの雨が降っているようで、
これからも予断は許さい状況だと思います。
芦屋市では、自主避難所を開設しています。
・大阪ガス 奥池ロッジ(奥池町47-16)
・岩園小学校 体育館(岩園町23-41)
・市民センター 本館203号室(業平町8-24)
・潮見小学校 体育館(潮見町1-2)
*状況によって自主避難を行っていただきたいと思いますが、
外に出られる際は、すでに外は暗いですので、くれぐれもお気を付けください。
また、芦屋市のHPもご確認くださいませ。
私は、通気の為に常時開けている窓を閉めて、バルコニーの植物をロープで締め直し、
高い位置に置いているプランターを床に移しました。
また、懐中電灯とろうそく、お水のペットボトルを確認したほか、
通常よりも少し早く目覚ましが鳴るようにセットしました。
どれほどの威力を持った台風であるのかわかりませんが、
自助・共助・公助、慌てることなく、今一度身の回りの確認をしたいと思います。
2014年 9月議会閉会
今日で9月議会が閉会となりました。
通常の議会日程とことなり、決算特別委員会の開催など会期が長いこともありましたが
来春地方選挙を前に様々な政治的?選挙的?行動もあり
大変にストレスの多い議会となりました。
議案の審査および決算については、すべての案件が可決となりました。
いとうまいは、市営住宅の集約計画については最後まで悩んだ案件でした。
バブル崩壊と阪神淡路大震災により、行財政改革に一直線に進んできた芦屋市は
平成25年度決算においても、市民の皆様方のご理解により着実に借金を返済し
財政の健全化にむけて進んでおり、いわゆる「自治体のダイエット」は成功しているのだと考えます。
しかし、今後、少子高齢化施策への対応としては、「自治体の体調改善」が不可欠であり
行政としては、単なる効率化だけに着目するのではなく、
少ない予算でより多くの果物を得るための改善を行う時期に来ていると思います。
このような考えに従って、市営住宅施策に対しては賛成を行いました。
100億円を超える大きな事業であり、少しでも効率的な手法を用いることは大切ですが、
それ以上に、これから10年50年の安心を提供できる施策として成し遂げることが出来るよう
支援をしたいと考えます。
ただ、現時点においては「芦屋市が未来に描くまちづくりの情報」が少ないことと、
事業を通じてもう1つの市民の財産である「職員の能力向上」への体制が弱いように感じていますので
これらに関しては、今後もしっかりと発言して参りたいと思います。
ご報告としては、これまで4人で活動して参りました「あしや新風会」ですが、
今日、寺前議員と徳重議員が退会いたしました。
あしや新風会は、発足当初はみんなの党所属議員や無所属議員の集まりであり
熟議することを柱として、その結果議案の採択については賛否が分かれることも前提としておりました。
国会や県議会ではいわゆる政党政治が主流ですが、
市民の方の生活に直結する条例を決定する自治体の市議会においては、
出身地域や出馬理由、活動内容により一律に会派で統一することは難しいという考えにより
他の会派からは賛否がありましたが、約3年半過ごしてました。
いとうまいは、目の前の利益に囚われることなく、今後も芦屋市の市政のために尽力して参りたいと思います。