25日から3日間にわたり開催されていた決算特別委員会が終了いたしました。
わたしは、昨年に引き続き委員にならせていただいたので
昨年度との数字にちがいや質疑の違いなど、
決算の流れとしては理解しやすかったように感じます。
話は外れますが、決算特別委員の選出は、
「各会派の代表」として会派人数3名にごと1名の選出を行う事ができ、
例えば、2人会派では1人、3人会派では1人、4人会派では2人、といった感じです。
この3名ごとルールは、芦屋市議会では他の特別委員会でも採用されており、
特別委員会に参加できる権利が会派に所属する1つの意味であると感じています。
決算には、事項別明細書や、事務事業評価、財産に関する調書などをはじめ
各会派で行政に求めた決算資料など大量の紙との戦いです。
いつも、提供された資料を十分に活かせていないことを反省しながら、
調査年度の政策評価と決算評価を行うよう心がけてたり、
個人的に調査している案件と、芦屋市全体としての案件との
バランスも難しく、まだまだ修行が必要だと感じております。
個人的には、行政財政改革により減少している公債費を評価しました。
また、多少でありますが、新たな事業を行う余裕が出来てきたことを嬉しく思います。
ただ、少子高齢化により大幅な市税の増加が見込まない状況ですので、
これまで必要とされてきた事業について、もう一度民間で対応できないのか、
廃止することが可能でないのか、などの今後に向けての施策や事業の見直しも
必要であると考えました。
特別委員会では、決算を承認することとなりましたが、
10月3日に本会議で議会としての採決を行います。
行政と私をはじめ議員の考え方の差や、目線の違いなどもありますが、
24年度の決算を通じて、来年度の予算に少しでも反映されることを願いたいと思います。