いとう まい

芦屋市長として
地域密着・地域の声を聞く

"人が主役のまちづくり"をモットーに、市議会議員として芦屋市政に
取り組んで12年。令和元年より芦屋市長として、
「本当に必要なこと」を議題に市民主体の街づくりを行います。

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2012年 ゴールデンウィーク前半戦

Posted on 2012年4月30日 by maimai

今年のゴールデンウィークはカレンダー通りとなり
前半戦が早くも終わろうとしています。

私は、10年ぶりに大学時代の友人3人と京都の夜を楽しむ事ができました。
個々には、時どき顔をみる機会がありましたが、4人一緒にというのは本当に久しぶりでした。
私以外はみな結婚しており、子供ありですが、専業主婦あり、仕事を持っている友人ありと
バリエーション豊かでした。
お食事を頂いた和食やさんも大学時代に交友のあった方が経営されているお店で
特別に彼の私物のシャンパンで乾杯させていただきました。

私の学生時代はいわゆる「バブル」時代で、京都にもよくディスコのパーティに参加するために
通っていた事がとても懐かしく感じました。
若かったこともあり何度か友人とも喧嘩もしましたし、我がままを言い合った事もありました。
それでも、彼女たちから多くの事を学びましたし、出会う事ができたことに感謝です。
あの頃と比べて、少しは人間として成長していればいいのですが。

このゴールデンウィークは、通年通り衣替えと散らかし放題の部屋の片づけと、
読みかけの本を・・・という感じです。

すっかりお休みモードになっておりますが、明日から2日間気持ちを切り替えて
乗り切りたいと思います。

カテゴリー: リラックス

被災地支援とがれき受け入れ

Posted on 2012年4月27日 by maimai

尼崎市と西宮市でがれきの受け入れいを行う方向性の新聞記事が出た事もあり
数人の方から、被災地のがれきの受けい入れについてご質問を頂いています。
現在各集会所で行われている「市民と市長トーク」でも、この話題が取り上げられ、
市長が逆に皆さんのご意見を伺く光景も見受けられます。

私のところに寄せられるご意見はさまざまで、私のがれき受け入れに慎重な姿勢に対し、
阪神淡路大震災の時に多くの自治体に助けて頂いたのだから、、、という苦言も頂戴しました。
この苦言は、有難いことに、私へのお心配りもあり、真摯受け止めさせて頂きたいと思います。

しかしながら、いとうまいは、被災地支援とがれきの受け入れについては、異なる次元で考えたいと思っています。
繰り返しになりますが、被災地支援については、様々な方法があり、現在芦屋市においても2人の職員を
一年間被災地に派遣する、AIプロジェクトなどを官民力を合わせているところです。
復興につながる支援はどんな事も協力したいという思いは、震災を経験した私達であるからこそ
強いと感じてます。

①そもそも、阪神淡路大震災時とほど同量のがれきを高コストをかけて全国で処理する事が妥当であるか
②国が示す安全基準では、プルトニウムなどについては明記されておらず、本当に安全であるのか
③被災地では、前倒しでがれき処理が行われており、これまで希望していたがれき処理の在り方の変化がみられる
ことなどから、わたしの中で、大丈夫、妥当である、市民の方に説明できる、という想いに至らない間は、
慎重に対応することが不可欠であると思っております。

芦屋市としては、ゴールデンウィーク明けの5月中旬までに兵庫県に被災地がれきの受け入れについて
意思表明を行わなければなりません。
本日、担当部長にお話をお聞きいたしましたが、「芦屋市としての最終結論は決定されていない」という事でした。
これは、がれきを受け入れ、焼却したあとの、最終処分場の安全が、明確でないことが大きな理由です。
現在国では「海上処理場」についての基準値などについては、はっきりとしたものを出しておりますが、
神戸の「海面処理場」については、明確でないとのことです。

昨日の中日新聞では、岐阜県の大垣市が宮城県の石巻市の仮置き場と、仙台市にある中間処理施設を視察し、
がれきサンプルを持ち帰ったが、分別できない可燃物から、国の基準の上限値とおなじ240ベクレル/㎏
を検出したという記事がありました。

がれき処理については、「間違いでした」では済まない、次世代・その次の世代に対する責任があると
考えています。阪神淡路大震災を経験した自治体ががれき処理の「踏み絵」にならないよう
冷静な判断を求めていきたいと思います。 .

カテゴリー: 日常の活動&勉強会

第238回 兵庫県市議会議長会総会

Posted on 2012年4月26日 by maimai

今日は兵庫県の市議会の議長・副議長が「たつの市」に集まり総会が行われました。

総会の中では、「部会提出議案第1号」として、「皮革排水処理費用に対する財政支援の抜本的改善について」
の議案が国と県に対して提出されることが決定しました。

これは、皮革排水については、関係市町が運営する下水道処理施設で処理し、水質浄化に努めていますが
クロム等の貴金属や獣毛等が多く含まれ、汚濁度が高く、前処理場の皮革排水処理に多額の費用を要します。
これに対し、皮革関連事業者は大部分が零細事業者であり、業界を取り巻く経営環境が非常に厳しい中、
事業者に処理経費の全額負担を求めることは困難であることから、地域の実情を考慮し、
各前処理場等が瀬戸内地域全体の環境保全に大きく寄与している観点からも、支援制度の必要性を訴えたもので、
国に対しては、皮革排水処理に対する抜本的な支援体制の創設
県に対しては、皮革排水特別対策費補助金の拡大と大幅な増額
       国の補助制度の創設に対する働きかけ
を要望することとなりました。

毎回、少人数づつですが、各市の正副議長の交代が交代され、新しいお顔ぶれとなります。
当時に、顔なじみとなった方も増えて、本当に貴重な経験を頂いたと感じます。
同時に、芦屋市では全く関係のない産業でありながら、広域的には、芦屋市も含む瀬戸内の環境問題に関係する
今回の提出議案などからも改めて、兵庫県は太平洋・日本海と広いなぁ~と感じました。

また、研修では、「日本の動向とこれからの自治体行政」というテーマで
福岡 政行氏(白鴎大学 法学部 教授)の公演がありました。
少子高齢化を迎える時代において、しっかりと課題を見つめ、より効率的なまちづくりの在り方と
子供に「明かり・明日」を見える意思決定の必要性のお話を頂きました。

カテゴリー: 議会活動

阪急バス 一部ダイヤ変更へ

Posted on 2012年4月23日 by maimai

去る4月14日から、芦屋市内での阪急バスのダイヤが一部変更となっています。
これは、「健康福祉センター」への利便性を向上する為の変更です。

●呉川町経由便の増発
 1)JR芦屋南口からの呉川町の増便
   平日   5便増(JR芦屋南口発 8:27~9:02の間)
   土曜日  5便増(JR芦屋南口発 7:39~9:06の間)
   日曜日  1便増(JR芦屋南口発 9:04)
 2)呉川町からJR芦屋の増便
   平日   11便増(呉川町発 16:58~20:28の間)
   土曜日  5便増(呉川町発 16:58~19:13の間)
   日曜日  1便増(呉川町発 15:52~17:37の間)

●阪急芦屋川・阪神芦屋から緑町・若葉町経由の便を中高公園前経由へ変更
 1)阪急芦屋川発
   平日   10便増(8:57~16:51の間)
   土曜日  8便増(8:57~16:51の間)
   日曜日  9便増(9:11~16:54の間)
 2)中央公園前発
   平日   8便増(9:23~16:16の間)
   土曜日  8便増(9:23~16:16の間)
   日曜日  8便増(9:23~16:24の間)

詳しくは、阪急バス 芦屋浜営業所 電話:0797-31-1121 までお問合わせください。

議会からも、市民方からもせっかく出来た健康福祉センターをより多くの方に利用してもらう為には
利便性の向上を訴える声がありました。
この声を反映する形で、芦屋病院の巡回バスが健康福祉センターにも停車していますが、
今回は、芦屋市の公共交通の要である阪急バスさんのご協力がありました。
阪急バスさんは、民間会社であり、当然に自社の利益や事業効率を考えなければなりません。
独自で調査もなさられたと思いますが、福祉センターの利用向上に繋がる
今回のダイヤ改正は限られた時間帯ではありますが、感謝を申し上げたいと思います。

これを機にますます人が集う健康福祉センターになるよう期待したいと思います。

   .

カテゴリー: 日常の活動&勉強会

市立芦屋病院の未来 6月3日内覧会

Posted on 2012年4月21日 by maimai

今日は市民センターで「市立芦屋病院の未来 ~PART3:新病棟完成近し~」の
芦屋病院公開講座が行われました。

ご近所にお住まいの方や、入院・外来の患者さまにご協力を頂き、建て替えを行ってきました
芦屋病院ですが、いよいよ完成真直となりました。
ちょうど、今日明日のお休みを利用して、リハビリ科・消化器センター・人間ドックセンター・薬剤科の
引っ越しが行われているようです。

今回の建て替えは、耐震に問題がある病院を安心して使用できるようにする目的と
現在の芦屋市病院の目指す医療提供を効率的、患者さんにとっても働くスタッフにとっても
スムーズな動線を目指して取り組んだものです。
例えば、診療時のプライバシーを尊重した診察室や、あちこちに移動することなくまとまった場所で検査ができる。
個室希望の入院患者にあわせて、個室の部屋数とグレードも豊富になるといった具合です。

講座の中では、新しい経営理念の説明がありました。
   あい   (愛)
   しあわせ (幸せ)
   やさしさ (優しさ)
この3つの言葉であり、それぞれの言葉の頭をとると「あ・し・や」となります。
という説明には、ちょっとベタだなぁ~とも思いましたが、大変に覚えやすいと思います。

また、医療提供としては、「緩和ケア病棟」の取り組みがあります。
この取り組み対して、川口看護師は、がん化学療法看護認定看護師教育課程の研修を修了されていたり、
緩和ケアの指導医の先生をはじめ、音楽療法士やボランティアの方々が準備を整えておられるようです。

・小児医療では、小児肝臓病・小児頭痛外来・小児アレルギーの専門の先生の診療が可能です。
・消化器センターでは、カプセル内視鏡や上部下部消化管内視鏡、内視鏡手術など
 患者さんにできるだけ負担をかけることのない医療の整備をされています。
・常勤医師が不在のために、しばらくの間おやすみをしていました、「眼科の手術」も4月から再会しています。
・人間ドックセンターでは、女性の方には乳がん検診・子宮がん検診、男性には前立腺がん検診、を含んだ
 充実した検診内容をゆったりした専用ラウンジで検査をしていただけます。
・少し先の話ですが、循環器専門医も夏ごろから着任していただけるようです。

病院の建て替えとしては、駐車スペースの拡大の為に、平成25年初めまで工事は続きますが、
お時間を作って、新しい芦屋病の内覧会にお越しください。
●内覧会   6月3日(日曜日) 午前10時~午後4時
       *詳しくは、芦屋病院 0797-31-2156 までお問い合わせください。

あとは、周産期医療の本格再開を願いたいと思います。

カテゴリー: 日常の活動&勉強会

市民と市長トーク IN 2012

Posted on 2012年4月19日 by maimai

今日から「市民と市長トーク」が各集会所で始まりました。
これは、市が市政や今年度、日常の生活でお困りのことを直接市民の皆様から
お聞きすることを目的としています。
市長の言葉によると「ご家庭のトラブル以外はなんでもどうぞ」
ということです。
より多くの皆様にご参加いただけるよう夜間を中心に会を設定しています。
気候も良いですので、ちょっとお散歩がてらにお越しくださいませ。
また、特に子ども室は設けていないようですが、子どもさんも同伴も大丈夫です。

4月20日  翠ケ丘集会所 午後7:30~午後9:00
4月23日  三条集会所      ”   
4月26日  大原集会所      ”
4月27日  前田集会所      ”
4月28日  奥池集会所  午後2:00~午後3:30
5月 7日  春日集会所  午後7:30~午後9:00
5月 8日  茶屋集会所      ”
5月 9日  打出集会所      ”
5月14日  浜風集会所      ”
5月15日  竹園集会所      ”  
5月16日  潮見集会所      ”
5月21日  西蔵集会所      ”
5月22日  潮芦屋交流センター  ”

今日は朝日ヶ丘集会所で一回目のトークが行われました。
芦屋市のIT化の提言や、朝日ヶ丘のテニスコート前に建設予定の高齢者施設についてなど
発言がありました。限られた時間ですが、このトークが実りあるものになれば・・・と思います。

カテゴリー: 議会活動

議会改革特別委員会(12回)

Posted on 2012年4月18日 by maimai

今春号の「いとうまい」議会報告書でもご報告させていただいておりますが、
昨年から市議会の発信力・政策提案力などの機能向上を目指した議会改革特別委員会が開催されました。

この委員会は、各会派が改革提案や審議、確認したい項目を挙げて、1つづつ審議しています。
この項目を採用決定するためには、全会一致が条件ですので、なかなか進まないことも事実ですが
この熟議する過程が議会全体で議会の在り方などの共通認識を深めることになるのだと思います。

発足当初は、議員間で審議する経験がありませんでしたので、
委員会の進め方や、提案の仕方など戸惑う事が多くありましたが、現在は少しづつですが
慣れてきたように感じます。

今日は、議会の情報開示という観点でインターネット中継や資料のペーパーレス化、
IPADの導入などについての審議の進め方の確認や、議会の傍聴者への資料提供の拡大、
政務調査費項目についての確認が行われました。

ネット中継などITが進化する中、身近なツールを活用し「より多くの人々に議会に興味を持ってもらいたい」
という想いは多くの議員の思いであると考えます。
しかしながら、これらを整える為には、それなりの経費が必要となります。
環境整備と啓発活動は必要であると感じていますが、実際にどの程度が市民がそれを利用してくれるのか?
先の地方選挙の投票率が50%を切っている現状を考慮すると
「卵が先が鶏が先か」のロジックに陥りそうになりますが、働きかけることをポジティブを忘れず審議したいと思います。

芦屋市の政務調査費については、1円からの領収書添付による報告が随分前から義務づけられていますが、
その使用規定は各会派ごとに定められています。
電話代やガソリン代など議員活動、議会活動、使用との区別がつきにくいものが多くあり
議会として一定の基準を定めることが、市民の方の理解が進むと考えています。
しっかりと、活動できる環境を整えて、政務調査費(現在7万円)が多いのか少ないのかなども
含め総合的な見直しを行う事が確認されました。 .

カテゴリー: 議会報告

公務員の人事評価

Posted on 2012年4月17日 by maimai

今日は、行財政調査特別委員会主催の「公務員の人事評価 ~自治体の現状と芦屋市役所の課題~」
の研修が、山中 俊之氏(株式会社グローバルダイナミクス 代表取締役社長・関西学院大学経営戦略研究科教授)を
お招きして行われました。

人事評価は「制度構築と制度の運用」が大切であるとの説明があり、
・人事評価の目的
・何を評価するのか?(職務・能力&スキル&知識&態度&価値観・業績)
・人事評価の公平性(評価のエラーを無くすために)
・運用面でのポイント(定期的な評価者研修、面接の技能向上、評価結果に対する苦情の対応は真摯に、外部専門家の活用など)
・海外の自治体の人事評価制度(職務に応じての採用であり、職務の達成度である目標管理が中心)
・人材育成の手法(自己啓発を含めて、自治体&会社など現場での活動、e-ラーニングなど)

民間企業と異なり、利益追求を行っていない行政の人事評価はむずかしいとよく耳にしますが、
「自治体の資産である職員」の効率化を図るために、すでに多くの自治体では人事評価が導入されています。
芦屋でも能力評価と業績評価に注目した人事評価が、課長級以上を対象に行われていますが、オーソドックスなものであり
数値目標の設定を検討したり、上司と部下や部署を超えての評価(360度評価)、
課長・部長級のマネージメント力の評価も必要であるとのアドバイスがありました。

芦屋市の公務員としては、4月11日付の産経新聞に「芦屋市年収実質トップ」という記事が掲載されており
市民の方からも、様々なお声を頂いておりました中、いかに職員の方々の働きを高めるのか、
あるいは、市民の方に認めてもらえる仕事を行うのか大きな課題があると感じています。

私は、芦屋市が「安かろう、悪かろう」という組織になることは、最終的には市民の方々の生活に悪影響を及ぼすと考え、
現在の人事評価をより強化し、がんばった職員さんが報われる、市民生活の向上、同時に市民の方に「さすが!芦屋の職員!」と
思って頂けるよう人材育成の一環として、人事評価の強化を行うべきだと思っています。
また、評価後、低評価となった職員さんの意識改革や能力向上に向けての取り組みも忘れることなく
研究することが、職員の総体的な評価になると考え、この課題に対しても積極的に取り組みべきであると考えます。

カテゴリー: 議会活動

今年はじめての半そで

Posted on 2012年4月15日 by maimai

まだ朝夕は寒く感じていますが、今日のお昼間はとてもお天気もよく
今年はじめて半そでのTシャツで過ごしました。
昨年は、春や秋といった過ごしやすい季節が短く急に夏・冬に突入したような
記憶があります。今年は過ごしやすい時期が長くなれば・・・と思っています。

さて、今日は「三条集会所」のオープンの式典がありました。

今回の集会所の開所までには、25年ほどの長い時間を要しました。
集会所用の土地の購入、建設計画、予算処置などを済ませて、
いざ工事着工という時に、阪神淡路大震災が起こり、主に財政的に厳しい状態が続いたために
本当に長い時間地元の方々にはお待ち頂いたのだと思います。

集会所の完成をこころから嬉しく思って頂いているようで、
山手中学校のブラスバンドの演奏やだんじりのおはやし、甲南大学のチアリーダーのパフォーマンスと
かわいらしい子どものお神輿が披露されましたのと、お塩の隠し味が大人の「おぜんざい」もおいしく頂きました。

「絆」や「地域福祉」など地域の繋がりが見直されている今日、この集会所が集いの場になりすよう願います。

お昼からは、マンションでの桜まつりがすぐ前の公演で行われました。
昨年度は芦屋市のさくらまつり同様、東日本大震災の為に自粛を致しましたので
久しぶりに楽しく過ごしました。
主役の桜は見ごろは少し過ぎておりましたが、代わりに桜がハラハラを散っていく
光景はとても美しく、ボーっと見とれるものでした。

このマンションでの桜まつりも、阪神淡路大震災後に、「マンションの住民がもっと仲良くなろう」
という目的に始まったものです。
マンションのさくらまつりには、なんどお手伝いもせず、「楽しむ役」のみをしましたので
少し、言いづらいのですが・・・
絆や地域力などは簡単には形作られるものではありませんが、そこに住む人々のちょっとづつの
心配りや協力などによって、とても温かく心強い存在になるのだと思います。

カテゴリー: リラックス

被災地がれきの受け入れニュース

Posted on 2012年4月11日 by maimai

この2・3日被災地のがれき受け入れに関するニュースが新聞で報道されています。

4月9日は兵庫県が各市町村に説明会を開催し、受け入れ要請を行い、
神戸市では、焼却灰の海面埋め立てについて安全性の質問を国に行っていましたが、
明確な回答が得られないために、検討出来ないという方針のようです。
尼崎市は独自に焼却灰基準を1キロあたり100ベクレル以下として、より厳しい基準を設置する
一方、西宮市では独自基準を設けないようです。
同時に、受け入れに対して市民団体は自治体などに拒否するよう要望を行っています。
国からは、がれきの焼却灰を埋め立てる為の処分場を新たに建設するのであれば、
その費用の一部、または全額を補助する方針を固めたほか、がれきの受け入れにより
焼却施設の寿命が短くなった分の費用を補助するとあります。
また、現地でのがれきのリサイクル要望の声を受けて、「三陸復興国立公園」(仮称)での歩道整備に
コンクリートがれきの受け入れや、防風林でのリサイクルも行う予定となったようです。

売る覚えですが、神戸新聞では、がれきの受け入れに対するアンケートを実施に、
6~7割の方が受けに対し「賛成・どちらかといえば賛成」とう結果報告を行っています。

私は、全国の自治体でがれきの受け入れを行う案件に関しては
大きく2つに分けて考える必要があると思っています。

1つ目は、なぜ全国の自治体でがれきの処理を行う必要があるのか?
・阪神淡路大震災時に発生したがれきの量とそれほど大きく変わらない量の処理方法の是非
・全国への運搬費、各自治体の焼却場の改修費用など、国の補助金というものの私達の税金の使われ方として
 もっと被災地にお金が落ちる体制を作る努力を行うべきではないか
・「がれきの山を見ればわかる」という感情論で訴える国の対応方法
などを検証すべきであると思っています。

2つ目としては、いまだに明確な安全基準や安全対策が示されていないのでは?
・現在は「セシウム」についての検査は行われるようですが、プルトニウムや
 他の危険物質に対しても細やかな検査の必要性
・埋め立てる事の危険性や安全性
・自治体のもっている焼却炉は建設年数や需要用途から性能が異なるが、
 今の基準がその焼却炉にも有効なのか
などなど、住民の不安をぬぐい去る基準の提示や説明が行われていないように思います。

芦屋市でもいろいろと情報収集を行っているようですが、私達の子どもの世代に
胸を張って説明が出来るように、調査を行いたいと思います。
受け入れにせよ、拒否するにせよ、今こそ、感情でなく数値や経緯など冷静な判断が求められると思います。 .

カテゴリー: 日常の活動&勉強会

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